ようやく完読!「シッダールタ」

シッダールタに出会ったのは

 

7年前のこと。

 

ヘルマン・ヘッセ著
ヘルマン・ヘッセ著

尊敬する師匠が

 

大学生時代に

大きく影響を受けた1冊。

 

 

そして、7年前に私も購入し

読み始めたものの・・・・

 

意味を理解できず途中で

諦めた本・・・・。

 

 

 

ノウハウ本しか

読んだことがない当時、

 

 

「小説を読む」ことが

容易ではなかった。

 

そして7年後の

再読に挑戦した!

 

昨年は、大きく自分の

進路を変え独立した年。

 

 

 

何のために

独立したのか?

 

 

 

誰に何を一番伝えたいのか?

 

 

人との付き合い方

距離の取り方など

 

 

常に自分自身と

向き合いました。

 

苦しいとき

焦りを感じること

羨む気持ち

悩む日もあった1年。

 

こんなに考えた1年は

過去あっただろうか?

 

 

1年の締めくくりに

 

 

読む書籍として

非常に意味のある本だったと思う。

以前はまるで

理解できなかった。

 

「シッダールタ」

 

少し時間をかけてじっくり

完読しました。

 

 

主人公、シッダールタが

自分の生きる意味を悩み

迷い苦しんでいる様子と

自分を重ね合わせ

 

私自身の生き方を

振り返ることができた。

 

 

振り返りながら

自分の過去を見つめること

 

今の自分と向き合うことに

まだ目を背けている・・・

 

ありのままの自分を

ないがしろにして

 

大きなものを

一気に手にしようと

してはいないか?

 

自分の心の声に

耳を傾けてるか?

 

 

ごう慢な気持ちに

なってはいないか?

 

 

 

読み進めるごとに

不安になった。

 

 

人間の欲望や不安が

真実を見えなくすること。

 

 

改めて考えさせられた。

 

 

なぜ、この時期に師匠が

シッダールタを勧めたのか?

 

 

その意図も考えながら読むと

師匠の深い期待がそこにあること

 

 

 

同時に、しっかり足元をみて

一つ一つを丁寧に継続すること

 

 

それを伝えていると感じた。

 

 

出会う人

全てのことがらは

当たり前でないこと

 

 

感謝をすること。

 

 

人間力の浅さを

この本を通じて実感した。

 

だからこそ

中身にどんなものを詰めるか?

(何を学ぶか)

が大事だと思う。

 

 

新年の幕開けにも

ふさわしい1冊を読み終え

清々しい気持ちである。

 

 

まだ半分も内容を

理解していないかも?!

 

しれないが

 

この7年で、完読できる読書力が

身に付いたことに

嬉しさを感じた。

 

 

紹介してくださった師匠

本当にどうもありがとうございました。