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今ごろ・・・星の王子さま

一歩踏み出す勇気を育てる

渡邉陽子です。

 

星の王子さま

 

読んだことありますか?

 

子どもの書物だとばかり

 

思っていました。

 

 

 

 

読んでみると内容が深い。

 

しかも、よく考えて読まないと

 

混乱する内容です。

 

子どもの方が、

 

素直にこのストーリーが

 

受止められるのかも?!

 

そんなことを考えながら

 

読みました。

 

 

「心でみなくちゃ

 

ものごとはよく見えない」

 

 

「肝心なことは目には見えない」

 

 

このフレーズが胸に刺さりました。

 

 

私は、患者さんや生徒を

 

よく見ていただろうか?

 

 

見えている現象だけ受止め

 

判断していたのではないか?

 

 

心の声を聴けていたか?

 

 

自分自身を振り返りました。

 

 

そして、気付きました。

 

新人看護師だった頃は

 

患者さんのベッドサイドに

 

いつもいました。

 

私にできることはないか?

 

どうやったら、自宅でこの人らしく

 

生活できるだろうか?

 

それだけを考えていました。

 

 

ですが、管理職になると

 

きちんと患者さんに

 

向き合えなくなりました。

 

ただ業務をこなすこと

 

チームを円滑に回すことが

 

主になりました。

 

そんな自分が

 

とても嫌になっていました。

 

患者さんに寄添う看護師で

 

居られない自分に違和感を感じ

 

管理職と言う型にはまった

 

ポジションが嫌だった。

 

看護師が自分の天職だと

 

信じていました。

 

ですが、気付いたら

 

大切な気持ちを失いかけていた。

 

そんなことを

 

星の王子さまを読んで

 

思い出しました。

 

 

担任をしていた頃も

 

振り返りました。

 

36名の生徒を

 

しっかり見ていただろうか?

 

 

 

久しぶりに生徒からもらった

 

手紙を読み返しています。

 

もしも、あなたの心の声が

 

聴けていなかったら・・・・

 

ごめんなさい。

 

 

少し離れた場所にいますが

 

私は今でもあなた達の未来を

 

見守っています。

 

どうか、あなたらしい人生の選択が

 

できますように・・・。