2014年2月24日
東日本大震災から2年後。
面影復元師の
笹原留以子さんとの出会いで
岩手県大槌町と紫波町へ行きました。
笹原さんの活動は、
NHKスペシャルでも特集がありました。
震災から2年も経っていたのに
大槌町は、
時が止まってるように感じました。
東京オリンピック開催が決まり
震災の報道が少なくなった被災地。
復興が進んでいるものだと
思っていました。
しかし、
岩手県へ行って
仮設住宅で暮らす方々と接し
子どもたちと会話することで
真実が伝わってきました。
情報化社会となり簡単に
情報は得られます。
その情報は本当に正しいのか?
全く疑うこともなく過ごしていた。
現地へ行き
現実を直接見たものしか
分からないものが
現場にはありました。
自分の目で真実を
確認することの大切さを
あたらめて感じましたね。
これは、
看護師の仕事においても同じ。
患者さんの変化を
いつもベッドサイドで観察している
看護師だから
「つもと違う」変化に気付く。
検査データーでは
表れないものが私たちにはみえる。
なぜなら、
いつも患者さんのそばにいるから。
よく、医師と口論しました。
受持ち患者さんの様子が
「いつもと違う。なんかおかしい」
と主治医へ報告。
主治医は検査して、
パソコン画面上で診断。
「大丈夫!データーは正常」
と言って顔をみに行かない。
そんな時、口論になってしまう・・・。
「直接、患者さんを診て!
データーでは正常でも、
何かがおかしい!いつもと違う!」
と、ついつい熱くなるからです。
医師は、
看護師から依頼(指示)されることを
嫌がりますからね。
だからこそ、
日頃からのコミュニケーションが
大切なんですよ。
情報は本当に正しいのか?
自分で判断できる力を
つけたいですね。
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