映画「ビッグフィッシュ」
父と息子の物語。
父親に対して
素直になれない息子と
私自身が重なった作品。
長女の私には
ものすごく厳しかった父。
妹には叱らないことを
私には激怒する父。
子どもの頃から、高校卒業まで
父のことが大っ嫌い!!
できれば、
同じ空間に居たくない!
殆ど、
会話もしない毎日。
高校を卒業し
進学のため親元をはなれて
ようやく
会話するようになったと
記憶しています。

父のがん告知を知り
ようやく向き合い方が
変わったかもしれない。
それでも、
父には最期まで
素直になれなかったな・・・と
感じます。

自分勝手で
自由人な父でしたから
家族は大変です。
父の葬儀は、
父の希望で「家族葬」。
ですが、
父の訃報を知った
方々が続々と
弔問してくれました。
その交友関係の広さを
目の当たりにした2日間。
その時、初めて父の
偉大さを知ったのです。
もっと、
父と会話すればよかった!
父が厳しかったのは
私への期待が大きかったこと。
直ぐに怒っていたのは
私のことが心配だったから。
そして、
父もまた不器用な
伝え方しかできなかった。
それに気づくのが
遅すぎましたね。
この映画を観て
父に対して
素直になれなかった自分を
振り返り
胸が熱くなりました。
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