カナダ個展奮闘記　No1

2023/5/20、人生初の個展を

 

カナダ最大の都市、

 

トロントにて開催。

 

絵を習ったこともない無名の私が、

 

いきなり海外個展をするとは、

 

誰も思わなかったはず。

 

 

自分でも不思議だが（笑）

 

普通ならそんなこと、

 

思いついても実行しないだろう。

 

成功できそうな要素もないし。

 

 

一人の知り合いもいないトロントで

 

個展を開催する、なんて

 

とんでもない無謀な話。

 

お客さんが一人も来ない

 

可能性も十分ある。

 

いや、来てくれたら奇跡だろう。

 

 

とはいえ、

 

一人でもいいから来てほしい！！

 

そんな気持ちで、

 

前日、街中でPRも試みた。

 

日本だったら恥ずかしくて

 

出来ないことも、

 

外国だと結構大胆に？！

 

できたりもする(笑)

 

 

そして個展当日を迎える。

 

天気は、朝から雨！！

 

雨女の私は、

 

大切な日はいつも決まって

 

雨や台風になる。。。

 

強い雨の中、会場作りに取り掛かる。

 

なんだろう？

 

今まで感じたことのない緊張感！

 

 

どこに何を配置すれば人目を引くか？

 

いろいろ考えながら準備している最中に、

 

いきなり来場者が！

 

英語が話せないので

 

何を言っているのか良くわからないが、

 

「背中をはぐってみて」

 

と言っているらしい(笑)

何やら日本の猫？らしい

 

シャツを見せてくれた(笑)

窓の方に目を向けると、

 

外から撮影してくれている人も出現！

 

緊張のあまり

 

生きた心地がしない。

 

今更ながら、

 

どうしてこんな無謀な決断を

 

してしまったのか？

 

っと自問自答・・・。

 

 

ようやく会場準備も終了。

 

あとはお客さんを待つのみ！

 

 

ギャラリーのオーナーからも挨拶文を頂き

 

嬉しい限り。

 

ドキドキしながら会場にいると

 

かなりコワオモテのお兄さんが

 

こちらを見ている・・・。

 

「お兄さん、

 

どうか入ってこないで・・・」

 

っと心の声が届いたのか？！

 

 

会場に入ってきてしまった・・・。

 

かなりじっくり見学され

 

楽しんでくれた様子。

 

ホッとした瞬間、

 

またまた厳ついお兄さん登場！

 

この街には、怖い人しかいないのか？？

 

正直、トロントで個展したことを

 

ちょっぴり後悔もした。

 

 

作品について質問されたので

 

必死に答えた。

 

もう汗だくだく・・・・。

 

単語を組み合わせた

 

カタカナ英語で何とか会話する。

 

驚いたことに、けっこう話が通じる！！

 

私の英語力もなかなかジャン！

 

 

っと思ったが

 

よく聞くとお兄さんが

 

カタカナ日本語で喋ってる(笑)

お兄さん、高校生の頃に

 

1年間ほど札幌に留学していたらしい。

 

カナダに戻って、

 

日本語を話す機会がなかったので

 

久しぶりに日本語で会話できたことを

 

喜んでくれた。

人は見かけによらないって

 

このことですね。

 

ドキドキ、ハラハラの幕開け！

 

続きはまた次回をお楽しみに。